ここ1年で約230冊の読書をしてきました。
多読の効果、現時点の読書についての自分なりの考えをまとめてみました。
読書は投資効率がものすごく良い
現在、主に購入している新書版サイズの本は1冊1,500円~2,000円ほどです。
1ヶ月に約20冊ほど購入しているので、30,000円~40,000円ほど、毎月図書費として支出していることになります。
これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかと思います。
ただ、著者の培ってきた経験や思考が詰まっているこれらの本を、この値段で手に入れられるのなら利用しない手はないです。
幸い日本はあらゆるカテゴリーの本が手に入り、(お金はいりますが)好きな時に好きな本が買え、読める環境にあります。
このペースで読書を続けていくと仮定すると、10年で約500万円の投資となりますが、この投資額なら今後10年間で十分投資分のリターン(金銭以外でも)は得られるはずです。
今後は年間300冊〜400冊程度の読書を目標としていますが、いずれにしても今後の人生に大きく影響していくでしょう。
楽しみです。
本当に心に響くのは10冊に1冊ほど
個人差があると思いますが、私の場合本当に心に響く(何回も読み返したい!と感じる)本に出合う確率は、10冊に1冊ほどの割合でした。
それでも10冊で15,000円~20,000円、この値段で自分の人生に影響を与える1冊に出会えたり、また実生活で即生かせるものが入手できるならかなりのお買い得ではないでしょうか。
たとえその10冊の中の1冊に入らなかったり、自分と何となく合わなかった本に出会ったとしても、古本としてすぐに売却してしまえば若干ですが投資額の回収になります。
全ての本を完璧に読むことはできない
多読していく上で、購入したすべての本を最初から最後まで読みつくすことはしていません。
しかし、今はそれでいいと思っています。
1冊の本の中で1つでも心に響く内容やフレーズがあれいいな、と割り切って読むことも重要です。
せっかく買ったんだからもったいない、と内容が全く頭に入ってこないのみひたすら読み進めていくのでは、何となく読んだ気にだけになってしまい、結局は時間の無駄となってしまいます。
そういう場合は、1度ほかの本に移ってみて、また気が向いたら読み途中の本に戻ってみるのも手です。
私の場合は結局読まないことが多いのですが。。。
そういう場合は今の自分に合わないだけであって、またいつかスムーズに読める日が来るかもしれない、その時興味があったらまた買ってみよう、と割り切って売却しています。
まとめ
まだ多読を初めて3年弱なので、すこぶる頭の引出しが増えている訳ではないです。
ただ、多読前と比較して違いがでてきているかな、とは感じています。
例えば、
・会話の中にでてきた話題から紐付けられる知識や見解が、自然と口に出てくる
・良書は文章の構成も素晴らしいので、相手に理解してもらうためのコツが自然と身につく
・集中力がつく(集中力がない状態で本を読んでも内容が頭に中々残りません)
・本の内容を咀嚼することで、考える力が身につく
などです。
ただ、本で読んだり学んだことをそのまま公言するのでは、ただの受け売りになってしまいます。
それでは説得力はありませんし、自分の力にもなっていません。
重要なのは、本で書かれているものを自分なりに咀嚼し、そこからどう自分の価値観や行動に結び付けるか、ではないでしょうか。
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【編集後記】
昨日は大卒後に入社した会社の同期の壮行会でした。
中東に海外赴任するのですが、現在の中東情勢を考えると安心はできません。
幸い赴任先の国は、現在外務省の危険度レベル1となっていますが、今後、何が起こるかわかりません。
無事に職務を遂行して帰って来れるのを祈っています。
【昨日の1日1新】
グアバのパンナコッタ
芋蔵 品川べつどころ店
【昨日の自己投資】
読書(10%起業/パトリック・J・マクギニス)