明治神宮外苑軟式野球場で9月18日から4日間にわたって行われた東京税理士会第126回支部対抗野球大会は、10月15日に決勝戦が開催されました。
中央区の日本橋が、練馬区の練馬東を5-0で下し、第124回から3期連続となる10度目の優勝を飾りました。
※東京税理士会厚生部ホームページより
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決勝戦の展開
日本橋は山重、練馬東は森山が先発。
2回まで両投手とも相手に点を与えない無難な立ち上がりを見せる。
均衡を破ったのは日本橋。0-0の3回に四球と安打を絡ませ、1点を先制。
さらに日本橋は4回、松島の2点適時打などで3点を追加。
練馬東は終盤まで投手が踏ん張ったが、打線がつながらず最後まで2塁を踏むことが出来なかった。
日本橋が完封勝利をあげ、3期連続10度目の優勝を決めた。
日本橋(中央区)の勝ち上がり
・1回戦 (9/18) 11-0 麹町(千代田区)
・2回戦 (9/18) 5-3 品川(品川区)
・3回戦 (9/25) 11-1 京橋(中央区)
・準々決勝(10/3) 11-0 日野(日野市)
・準決勝 (10/3) 13-3 立川(立川市)
・決勝 (10/15) 5-0 練馬東(練馬区)
トーナメントでは一番難しい初戦だったが、優勝候補相手に勝利。
その後も好投手との対戦が続いたが、粘り強い打撃を見せ勝利をもぎ取った。
決勝戦では、相手の絶対的エースが最後まで粘り強い投球を見せたが、少ないチャンスを確実に生かした日本橋に勝利の女神がほほ笑む形となった。
今大会、日本橋は好投手との対戦が非常に多く、どの試合も流れ一つでどちらに勝利が転ぶか分からない試合だった。
そんな中でも打者がそれぞれの役割を意識し、打線としてしっかり機能したことが、結果的に勝利を呼び込んだ。
まとめ
今大会は優勝候補が早々と姿を消す波乱の大会となりました。
これがトーナメントで勝ち抜く難しさ。
1発勝負においては、総合的に強いチームが必ず勝つとは限りません。
油断などもありますが、例え総合力で上回っていたとしても、試合の流れ、リズムをチーム全体でしっかり意識し、試合の中で戦略を立て直す必要があります。
野球は個人個人の能力で勝ち上がれるスポーツではありません。
チームの強み、弱み、理念、目的などを全員が理解しておかないと、チームとして100%の力は発揮できないでしょう。
次大会(第127回)まで5カ月超ありますが、技術的な向上はさることながら、チームとしてさらなる精神的な向上もできるよう、トレーニングをしていきたいと思います。
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【昨日の『心・技・体』】
心…
読書(ファイナンス思考 / 朝倉祐介)
技…
なし
体…
ホグレルスペース
・上半身・下半身トレーニング 12種×30回×4セット
【編集後記】
2018年プロ野球ドラフト会議が10月25日に行われ、本指名で計83選手が指名を受けました。
早稲田大学野球部の小島君も無事にロッテから指名を受け、入団が決まりました。
小島君は埼玉の雄である浦和学院で甲子園の胴上げ投手となり、早稲田大学では主将を務めました。
昨年一度会いましたが非常に好青年。プロでの活躍が期待されます。
ただ、ドラフトで指名されてから10年後もユニフォームを着ている可能性は、おそらく4割をきっているでしょう。
レギュラーとなれば1割にも満たないかもしれません。
厳しい競争社会ですが、今年の指名選手から野球少年たちの憧れになるような選手が一人でも多く生まれることを、楽しみにしています。