第126回支部対抗野球大会(明治神宮外苑軟式野球場)は9月25日、予定されていた3回戦(8試合)は開催されたものの、同日にダブルヘッダーとして予定されていた準々決勝(4試合)が天候不良のため中止となり、10月3日に順延となりました。
順延となった準々決勝は
日本橋(中央区)- 日野(日野市)
葛飾(葛飾区)- 立川(立川市)
渋谷(渋谷区)- 練馬東(練馬区)
西新井(足立区)- 神田(千代田区)
※東京税理士会厚生部ホームページより
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
ベスト8の顔ぶれ
大会2日目を終えた結果、ベスト8が出そろいました。
「左上ブロック」→日本橋、日野
「左下ブロック」→ 葛飾、立川
「右上ブロック」→ 渋谷、練馬東
「右下ブロック」→ 西新井、神田
大会二日目の結果と三日目の展望
「左上ブロック」は前回優勝の日本橋、そして久しぶりのベスト8入りとなった日野が勝ち残った。
第一試合:日本橋 11 – 1 京橋
中央区ダービーとなった一戦。
序盤から相手のミスに付け込み得点を重ねた日本橋が最後まで攻撃の手を緩めず勝利。
日本橋の先発投手に沈黙していた京橋も、最後は粘りを見せ連打で1点を返したが、反撃は間に合わなかった。
第二試合:上野 4 – 7 日野
上野は序盤から先制点をあげ試合を優位に進めていったが、終盤にドラマが起きる。
大雨の影響もあり、制球が定まらなくなった上野の投手を日野打線は見逃さず、終盤一挙6点を上げ逆転。
最終回に粘った上野打線であったが、日野のエースが踏ん張り、ベスト8入りを決めた。
優勝候補の上野はエースを温存して臨んだ試合だっただけに、悔いの残る1戦となってしまった。
準々決勝:日本橋(中央区)- 日野(日野市)
上位打線、下位打線、どこからでも得点できる日本橋打線に対し、投打の中心選手である日野のエースがどう攻めるか、好ゲームが期待される。
「左下ブロック」は葛飾、立川ともに久しぶりのベスト8入りを果たした。
第一試合:葛飾 3 – 1 本所
支部対抗野球にでは珍しいロースコアでの好ゲームとなった。
葛飾は近年中々ベスト16の壁を破れなかったが、硬い守りを見せた本所を撃破し、久々のベスト8入り。
麻布を撃破した八王子、その八王子を撃破した葛飾の今後の戦いに注目したい。
第二試合:本郷 4 – 7 立川
大会初となる初日2試合連続の不戦勝となっていた立川が、実質的に大会初戦となる本郷を振り切り、勝利した。
今大会未知数であった立川だったが、本郷の強力打線を4点に抑え、強豪揃うベスト8に名乗りをあげた。
準々決勝:葛飾(葛飾区)- 立川(立川市)
葛飾、立川、ともに投手を中心とした安定した守りで勝ち上がっきている。
試合時間の長くなる準々決勝では、終盤における投手と守備の集中力が勝敗を分けそうだ。
「右上ブロック」は前回3位の渋谷、そして3大会ぶりのベスト8となる練馬東が名乗りをあげた。
第一試合:渋谷 23 – 0 江戸川北
渋谷が貫禄を見せた、圧巻の試合となった。
相手の四球、失策を見逃さず一気にたたみこんだ渋谷が、終始江戸川北を圧倒。
ちなみに渋谷の23得点は、今大会最高得点である。
第二試合:練馬東 4 – 3 大森
まさに死闘とはこのことである。
大雨の中、両エースが互角の投球を見せたが、チャンスを逃さなかった練馬東に勝利の女神は微笑んだ。
雨でぬかるんだ状況にも関わらず、お互い最後まで好守を見せた好ゲームとなった。
準々決勝:渋谷(渋谷区)- 練馬東(練馬区)
奇しくも第119回の準々決勝と同じ顔合わせとなった。
前回は13対0と渋谷に完敗した練馬東だけに、今回は何とか雪辱を果たしたいところだ。
破壊力、そして足のある渋谷打線を、投打の柱である練馬東のエースがどう封じるか。
初回の入り、そして各打者への初球の入りに注目をしたい。
「右下ブロック」は7大会ぶりのベスト8入りとなる西新井、3大会ぶりのベスト8となる神田が勝ち上がった。
第一試合:西新井 13 – 5 中野
第123回でベスト8入りし前評判の高かった中野だったが、序盤から西新井の猛攻をうけ撃沈。
西新井は大会初日の勢いをそのままに、終始中野を圧倒する試合を演じた。
何とか追いつきたい中野であったが、最後まで好守を見せた西新井に力及ばなかった。
第二試合:神田 6 – 6 四谷(ジャンケンで神田の勝利)
予想通りの好ゲームとなった試合。
強豪同士の対決は、引き分けジャンケンという非情な結末で幕を閉じた。
雨の降りしきる中、お互いミスは出ても要所をしっかりと守り抜き、相手に決定打を与えなかった。
四谷は終盤、あと1本欲しいところにヒットが出なかった。
準々決勝:西新井(足立区)- 神田(千代田区)
こちらは第122回以来の顔合わせ。
前回の対戦では接戦を演じており、今回も好ゲームが期待できそうだ。
お互い破壊力のある打線があるだけに、投手の継投のタイミングにも注目をしたい。
まとめ
大会二日目は豪雨の影響もあり、当日行われる予定であった『準々決勝』が延期されました。
次の大会予定日である10月3日に、『準々決勝』と『準決勝』が行われるという珍しいケースになりました。
(通常は最終日に準々決勝と準決勝が行われる)
支部対抗の「ダブルヘッダー × 三日間」というスケジュールは、投手起用法も非常に重要になってきます。
普段フルでパソコンに向き合っている税理士が、ダブルヘッダー2試合をフル回転で投げ切るのは、非常に苦しいです。
(連投は、けがのリスクを各段に高めます)
ただ、今回のスケジュールでいくと、10月15日には一試合(決勝or三位決定戦)しか行われません。
その一試合、お互いのチームが全精力を上げてぶつかり合うのは必至でしょう。
そんな熱い戦いをするためにも、何とか次のダブルヘッダーを勝ち抜かなくてはなりません。
これから強豪との対戦が続きますが、何とか勝ち残っていきたいと思います。
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
【昨日の『心・技・体』】
心…
読書(うひ山ぶみ / 本居宣長)
技…
国際タックスプランニング
体…
軟式野球 公式戦
・登板なし
【編集後記】
敬愛するシャーザー投手(MLB:ワシントン・ナショナルズ)が自身初のシーズン300奪三振を達成しました。
シャーザーのストレート平均球速は約150キロで、MLBの投手としては平均的な球速です。
(ここぞ、というときには157キロくらい投げますが…)
シャーザーの特徴はストレートの回転数。
MLB平均を大きく上回る2,500rpm(分速2,500回転)を超えるストレートを投げ込みます。
回転数が多ければ多いほど、打者の想定した球筋とは異なる軌道を描くことになるため、必然的に空振りや見逃しが増えます。
投手が150キロのボールを投げて打者まで到達する時間は約0.44秒なので、例え一瞬であってもその軌道の不一致は、打者にとって致命的なものとなります。
良い投手は、こういった打者の「意識のズレ」や「錯誤」、「錯覚」を非常にうまく利用しています。
こういったことは大変勉強になりますので、MLBを中心に常に学習をしていきたいと思います。