「どうしてこんなに残業になったの? 終わらないようだったら事前に言ってよ。あれほど言ったよね?」
いつもこんなこと言っている上司は要注意です。
※大宮健保グランドより
なぜ「終わらないようだったら言って」の繰り返しはだめなのか?
「終わらないようだったら言って」と上司に言われ、案の定残業になり上司に文句を言われる。
もしくは、上司にばれないようにコッソリと残業、休日出勤をする。
こんなやりとりの繰り返しを、職場で見たことはないでしょうか?
そもそも、そんなやりとりを繰り返している時点で、上司としての役割を何ら果たしていません。
そういった上司は、常に『状態』にばかりこだわり、『過程』を考えていない傾向が強いです。
つまり、終わらない『状態』になるまでの『過程』にアプローチしない限り、上司としての役割は何ら機能していないことになりますし、むしろストレスや時間ばかり費やされ、会社にとって邪魔な存在になるだけです。
ほかにも、
「効率化しろ」
「目標を達成しろ」
「生産性を上げろ」
なども、『状態』を表す表現です。
こんなことは誰でも言えますし、別に上司に言われなくても誰しも分かりきっていることです。
重要なことは、そのような『状態』になるための『過程』を言語化し、その『状態』になるまでしっかり検証をすることではないでしょうか。
もし検証して結果が芳しくなければ、その検証を繰り返して問題を解決し、その『状態』へ持っていく。
部下が、”終わらない”という『状態』が、どういう『過程』でなってしまったのか。
それが内的要因なのか、それとも外的要因なのか、仕事を自由に調整できない職場であれば、その『過程』を部下自身で検証することは非常に困難でしょう。
『状態』ばかり口にするのではなく、『過程』についてもしっかり言語化し解決していくことが、上司の責務なのではないでしょうか。
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【昨日の『心・技・体』】
心…読書(RPAの威力 ~ロボットと共に生きる働き方改革~ / 安部慶喜)
技…なし
体…・トレーニングジム
ホグレルマシン上半身・下半身 12種 30回×4セット
【編集後記】
大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が、プロ野球界参入への意欲を表明しました。
「ZOZOTOWN」の時価総額は1兆円。1代で超巨大企業を築いた前澤社長。
すでにマリンスタジアムの命名権も取得しており、プロ野球界への進出は本気のようです。
プロ野球の球団数増加の意見(プロ野球16球団構想)も出ており、個人的に増加には賛成です。
年々減少している野球人口。
過去の栄光を引きずらず、変化に対応し良いものはどんどん取り入れてつつ、子供たちに野球の楽しさを伝えていく。
野球界は今が正念場なのかもしれません。