「2018年も、もう半分過ぎたんだ…。」
そろそろ巷でそんな声が聞こえてくる時期かもしれません。
毎日を惰性で生きていると1年、そして人の一生なんて、あっという間に過ぎてしまいます。
明日どうなるかなんて、誰にも分らない。だからこそ今日を大切に生きていきたいものです。
※大宮健保グランドで走る投手2人
1ミリでもいいから今日の自分を超える
ほんの少しでも、わずかでもいいから『今日』の自分を成長させ『明日』につなげる。
結果、それが成長につながらなかったとしても、それは決して無駄にはなりません。
成長するための意思、努力は、その先必ず自身の人生にいきてきます。
体力、そして脳の力は、年齢とともに当然弱くなっていきます。これは自然の摂理なので仕方ありません。
ただ、それが当たり前だとしても、それを理由に成長をあきらめてしまっては、『未来の自分の可能性』もあきらめてしまうことにつながります。
未来の自分の可能性を信じていれば、
「2018年も、もう半分過ぎたんだ…。」
ではなく、
「2018年はあと半年もあるんだ。まだまだ成長できるな」
と無意識に感じることができるでしょう。
リミットが先だとそれに合わせてしまう
現代の日本人の平均寿命は、女性87.14歳、男性80.98歳(2016年)です。
男性の場合、80.98年→約971か月→約29,557日となります。
これが江戸時代になると、(推定ではありますが)平均寿命はおおむね35~40歳程度と言われています。
40歳だとすると、40年→480か月→14,600日となります。
ほぼ現代の半分となり、江戸時代なら私はもう死んでいます。何も社会に残していないのに。
「80歳で死ぬかも」、と思うのと、「40歳で死ぬかも」と思うのとでは、1日の重みが当然変わってくるでしょう。
40歳で死ぬから不幸、とか80歳まで生きれるから幸せ、と言った単純な問題ではなく、人間、『先』が近ければそれだけ頑張れる潜在的な力があるはず、と勝手に感じています。
現代社会で、その『先』を寿命である80歳に置いてしまっていては、今、この瞬間に火事場のクソ力を発揮することはできません。
80歳まで生きれるなんて誰にも分りません。
だから、『先』を自分で決めて、それに向かって今、この一日を、この瞬間を大切にしなくてはなりません。
短い命ながらも、私たちより濃く生きた偉人達
過去の偉人、とくに幕末に生きた志士たちは決して長くない人生を歩みました。
ぱっと思い浮かぶ志士だけでも、
久坂玄瑞(長州藩) 享年24歳
橋本左内(福井藩) 享年25歳
吉村寅太郎(土佐藩) 享年26歳
高杉晋作(長州藩) 享年27歳
吉田松陰(長州藩) 享年29歳
中岡慎太郎(土佐藩) 享年29歳
坂本龍馬(土佐藩) 享年31歳
小松帯刀(薩摩藩) 享年34歳
有馬新七(薩摩藩) 享年36歳
村田新八(薩摩藩) 享年40歳
と、40歳までに亡くなった方が数多くいます。
しかし、彼らが後世に与えた影響と生き様は、現代にもしっかりと息づいています。
これだけの若さで、あのような行動を起こせたことが、当時彼らがいかに魂を燃焼させていたかが分かります。
自分のことよりも、国全体のこと、そして未来の国民のために生きた彼ら。
まさに武士道。
彼らの生き様には足元にも及びませんが、短い命を太く生きる師匠として、日々精進をしていきたいと思います。
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【昨日の『心・技・体』】
心…読書(十人十色の「ひとり税理士」という生き方/井ノ上陽一)
技…なし
体…トレーニングジム
・ホグレルマシン上半身・下半身 10種 30回×4セット
【編集後記】
愛媛県今治市での獣医学部新設をめぐる問題で、加計学園理事長が記者会見を行いました。
結果としてマスコミ、世論ともにマイナスイメージがついただけで、何ら意味のない会見となりました。
面白いのは理事長自身の給与の自主返納。
自分の会社に自分の給料を返すだけなので、(税務上の論点は出ますが)自分の懐は何ら影響ありません。
首相とつながってる云々よりも、人としてどうなの?というのが一般的な感覚でしょう。
清廉潔白な人など、そういません。
だから他人がとやかく言う問題ではないのですが、権力を持った者が金銭に目がくらむとろくな社会になりません。
法律以前にモラルの問題。
ただ、今回の件は法的には無罪となり、終結していくことになるでしょう。