野球人にとって便利な時代になりました。
スマホアプリである「MultiVideo」を使えば、自分の投球フォームとプロの選手との比較を簡単にすることができます。
ただ、現時点においてこのアプリはiPhoneとiPad版のみのリリースで、残念ながら、まだandroid版は出ていないようです。
※事務所にて
「MultiVideo」アプリで2つの動画を重ねて並べて再生できる
「MultiVideo」はiPhone、iPad、および iPod touch 対応のアプリです。
特徴としては2つの動画を保存し、それらを上下並べたり、重ねたりすることで両者の違いを手軽に比較することができるところ。
通常使う範囲では無料ですし私自身無料の範囲で使用していますが、カメラロールを長期間保存したいとなると、そこは有料になるようです。
- カメラロール保存機能 – 1ヶ月 ¥300
- カメラロール保存機能 – 3ヶ月 ¥750
- カメラロール保存機能 – 6ヶ月 ¥1,200
- カメラロール保存機能 – 12ヶ月 ¥1,800
ただ、投球フォーム解析や打撃スイング解析などは、そう長い期間保存する必要もないと思うので、無料の範囲で十分利用できます。
イムチャンヨンと自分を比べてみました
私自身、投球フォームの解析ツールとして使っていますが、単体の動画では気付かないことも並べてみれば気付くことが多いです。
ただ、同じような角度から撮らないと厳密に解析することはできませんが、多少のズレなら問題ないでしょう。
今回はスマホ版の「MultiVideo」アプリに、イムチャンヨン(林昌勇:起亜タイガース)投手と自分の投球動画を取り込んで、比較をしてみました。
↓上下2画面の場合
↓2画面を重ねた場合
2画面を重ねて表示すると多少見辛くはなりますが、比較するには十分で、細かい違いがはっきりと分かるようになります。
体型、柔軟性、筋肉量、骨格の違いもありますが、第一線で長く活躍しているプロ野球選手にはそれ相当の理由があります。
そういった理由を分析、研究し、自分自身で新しい発見をするのも楽しみの一つです。
まとめ
手軽に自分の投球フォームを撮影し分析する。
そういったことは高校時代、大学時代にはできませんでした。
(トップクラスの選手はやってもらっていましたが…)
今はそういったことが簡単にできる時代です。
しかし、ただ比較し分析するだけでは何もならず、一流選手との違いから、その違いから自分自身にどういった障害やマイナスが生じるのかを考え、改善、実行していくことが大切です。
これは会計や経営にも言えることで、今ではクラウド会計の普及により手軽に自社の数字の比較、分析ができるようになりました。
この比較、分析を有効に生かすためには、そこから何かに気付き、考え、そして行動しなければなりません。
「便利」が普及している時代だからこそ、より考えることの重要性が増している様な気がします。
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【編集後記】
明日はいよいよ東京税理士会第125回支部対抗野球大会(長い…(- -;))の最終日です。
最終日もダブルヘッダーとなり、準決勝と決勝が行われます。
ベスト4まで出揃うと強豪ばかり。どこが優勝してもおかしくありません。
ただ一つ言えることは、一球一球集中し、そして最後まで諦めないチームが勝つ、ということ。
そう言った初心を忘れず、そひて明日の試合に万全の体調で望めるように、今日は早く寝ます。