ベクトルが常に自分に向いている人(ベクトル自分型)
あなたの周りにもいるかもしれません。
他人に自分の貴重な人生の一部を奪われないよう気をつけましょう。
※事務所にて
結局は己のためのみ
ベクトルが常に自分自身に向けている人、周りにいませんか?
例えば日々の「行動」や「言動」が、(一見周囲を思いやっているように見えて)実は全て自分の『得』になるようになっている。
しかし、周囲の人はそれに気づかず、ただ時だけが過ぎていく。
そういった人のために自分の限られた人生を使うのは、非常に勿体無い。
一度きりの人生、自分のために生きたいものです。
何も知らたず利用されるだけ利用され最後は消耗しきってしまう。
結局それも自分自身のせいにされてしまう。
そうなってしまったら、あとはもう後悔しか残りません。
そこから脱し、そして次に進む一歩を踏み出すのに必要なのことは、自分自身の「勇気」と「決断」です。
身近な人を幸せに出来ないなら…
身近にそんな人がいるとしたら、どうやって見抜けば良いのか?
それは、その人の周囲が『幸せに仕事をしているかどうか』を見れば分かるかもしれません。
えてしてベクトル自分型の人は、賢い人が多く、周囲を励ましたり応援してるそぶりを上手く見せてはいますが、最後は自分の自己実現が第一。
一人だけイキイキとしてるのに周りは仕事に辟易している職場。
もしこんな職場だったら、赤信号かも…。
西郷隆盛の無私の心
ベクトル自分型の人と対局的な人物として挙げられるのが、薩摩藩の西郷隆盛氏かもしれません。
大河ドラマでも現在放映されている、日本が誇る偉人です。(私の中ではNo. 1)
自分の利益(お金だけでなく)など一切考えず、常に他人の利益のための行動をとる。
西郷隆盛氏は結局偉人となりましたが、一番近い家族から始まり、薩摩藩、そして国家へと、周囲を豊かにすることを考え続けた結果が明治維新に繋がった、というだけで、名声を得ようとなどと微塵も考えていなかったでしょう。
名声とは、あくまで結果を他人が評価するものであって、目指すものではないということが、西郷氏の生き方からはっきりと分かる気がします。
小さいことでもまずは自分の周りから幸せにしていく。
結局はそれが人を大きくしていくのではないでしょうか。