「ダイエットには◯◯が効果的!」「◯◯を飲むだけで健康に!」
こういった宣伝を日々目にしていると思います。
人は短期的な効果を求めがちで、ついこういったものに飛びついてしまいます。
全て肯定的に受け取らず、時には反論してみましょう。
※代官山駅前より
メディアは発信続けることが仕事
ダイエットが良い例ですが、日々新しいダイエットの方法が発信されています。
納豆ダイエット、水素水ダイエット、豆腐ダイエット、リンゴダイエットなどなど、流行っては廃れの繰り返しです。
即効性を求めてしまったり、また手軽に出来てしまうものでもあるため、つい流行に影響されてしまうこともあるでしょう。
ダイエットをする目的が「健康になる」ではなく「痩せること」になってしまうと、そういった楽に即効性があるものが流行ってしまいます。
この場合、「健康になる」ことが目的であれば、一生続ける必要があるので、そういった短期的な行動が長期的に効果がないことはすぐに分かるでしょう。
ただ、この「健康になる」を目的とするために食生活を見直し、適度な運動を取り入れ、そう言った生活を習慣化する、といった当たり前のことをメディアが発信し続けても、それではメディアは商売になりません。
常にインパクトのある、そしてある意味不安を利用した情報を発信し続ける必要があります。
それが長期的に見て本当に効果があるかどうかなんて、それほど重要視していないのかもしれません。
加えてそういった ”流行り” には統計データがよく用いられていますが、その統計データが公正に行われ信頼に値する収集方法によって出されたものなのか、受信側には全く分かりません。
本質を見極める
こういった作られた “流行り” に影響を受けないためには、与えられた情報を全て肯定するのではなく、時には反論をしバランスよく付き合っていく必要があります。
時には良い情報があるかもしれません。
ただし、それが楽して即効性のあるものであれば、まずは疑ってみましょう。
重要なことは、しっかりと本質を見極めその本質から外れたものであれば排除していく。
そういったことを繰り返し情報に対する目を養っていくことによって、本当に自分にとって必要なもののみを受信する感覚を身に付ける。
人生の限られた時間を “流行り” にとられないことも、人生を有意義に過ごす一つのスキルなのかもしれません。
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【編集後記】
今日(12/25)はクリスマスです。
ご存知の通り、クリスマス(Christmas)はイエス・キリストの降誕を祝う祭であり、キリスト教の宗教活動の一つです。
特に信仰をしていない宗教の一行事が国民のほぼ全てに普及しているところが、これまた日本のすごいところです。
日本の場合は、クリスマス=プレゼントをあげる日、クリスマス(イブ)=カップルで過ごす日、など、本来の宗教的意義を全く無視したものとなっておりますが、不況下でも盛り上がるイベントでもあり国民の金銭消費額も大きいため、経済活動にとっては良いものとなってます。
銀座の明治屋が始めたとされるこうした商売行為ですが、ここまで普及したのは、幾たびの弾圧を受けても信仰をし続けた日本のキリシタンの方々の信仰の強さの影響もあるのでしょう。
クリスマスの宗教的意義を今更唱えたところで、ウザがられるだけですが….orz
八百万の神信仰があった日本に仏教が伝来し神仏習合が起こる、そしてキリスト教が伝来する。
現在の日本の宗教観が成り立った歴史を学ぶだけでも、非常に勉強になります。
この行事はどういった歴史から成り立ったのか、と日々疑問に思うだけでも格段に歴史は面白くなっていきます。
やりすぎるとただのうんちく野郎になってしまいますが….。
【昨日の心・技・体】
心:読書(三振をとる!!球速アップ・メソッド/手塚 一志)
技:なし
体力:@自宅トレ
・ディップス×3セット
・インナーマッスル×3セット
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