『本物の自信』とは。やるべきことを “今” やってみることが重要

みなさんの周りにも、いわゆる「自信家」の方がいるかもしれません。

そもそも、その「自信」は何が根拠になっているのか、そして、なぜそうした「自信」が生まれているのか、一度冷静な目で見てみましょう。


※ヤワラートのワット・トライミットより

 

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「自信を持つ」よりも今やるべきことをやる

「自信」というのは、「自分はこれをすることができる(だろう)」や「自分は必ず成果をだすことができる(だろう)」という、いわゆる判断になります。

ただ、そもそもそれができるかどうか、または成果をだせるかどうかは、その時点では分かりません。
つまり、その時点で判断できることではありません。

過去に一度成功したからといっても状況は日々常に変わっていくので、次もうまくいくとは限りません。

過去の成功をもとにした「自信」も、次の新しい状況に通用しないことも多いでしょう。

ということは、あらかじめ「自信を持つ」ということは、現実的には不可能となります。

一流のスポーツ選手を見てみても、(気持ちを奮い立たせるためマスコミ向けに言ったりするケースはありますが)心底「自信があります」という人はいません。

一流であればあるほど、過去の成功による自信(慢心)に足をすくわれることを知っているからです。

これはビジネス界でも一緒かもしれません。
もしそんな人がいたら「勘違いしてるな」と思われるのがオチです。

先のことは分からないので、自信なんて考えても仕方ありません。

そんなことよりも、今できること、今しなければならないことがある、それを考えることの方が重要なのではないでしょうか。

 

なぜ「自信」を欲しがるのか

人は「自信」を欲しがります。ではなぜ「自信」を欲しがるのでしょうか?

それは ”慢心””不安” の二つの妄想からきているのかもしれません。

一つ目の “慢心”
世の中には、根拠もないのに、やたらプライドが高かったり、上から目線だったりする人がいます。

そういった人は、一見「自信家」に見えますが、そう見えるのは「自分はすごい」という慢に囚われているか、もしくは「すごい人だと思われたい」という願望があるからでしょう。

しかし、そういった人たちの「自信」というのは、根拠のない妄想です。

二つ目の ”不安”
これは「自分はできないかもしれない」、「失敗するかもしれない」などといった将来への不安がある。

その不安を打ち消したくて「自信を持ちたい」と考えている妄想でしょう。

これらの「自信」は、いずれも不安な現実を埋め合わせるための妄想です。

つまり「自信家」も「自信がない人」も、結局は ”自分に都合のよい妄想” に囚われているのかもしれません。

 

「自分はまだまだ」をやめる

「自分はまだまだ」と感じている人は多いでしょう。

「自分はまだまだだし、自信がないからもうしばらく様子を見よう」と大事な決断を先延ばしにしたり、「自分はまだまだだし、自信をつけたいからもっと頑張らないと」といくら ”先延ばし” にしても、自信が持てる状況がおそらく来ません。

しかし、その「まだまだ」こそは、必要のない判断・妄想となります。

本当はそうした “思い” に反応しないで、ただ今なすべきこと、今できることを、やっていく・やってみることの方が大切なのではないでしょうか。

「まだまだ」はやめましょう。
そして、「自信が欲しい」と考える必要もありません。

自分自信を肯定する。そして今できることをやっていこう、と考えていくことが重要です。

 

まとめ

「やってみる」という発想に立つことが出来れば、仕事、そして人生は、かなりラクになるでしょう。

やってみて、ちょっとずつできるようになり経験を積んでいく。

そして、あるときふと振り返ったときに、「ああ、これだけ続けてきたんだ」と思える場所に立っている。

ある程度成果が出せるという見通しが立つようになる。

そのとき感じる手応えが、「本物の自信」なのかもしれません。

 

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【編集後記】
一昨日の5日、秋の東京税理士会支部対抗野球大会が開幕しました。

私たち日本橋支部の初戦は13時開始と開始時間が遅めであったため、試合会場とは違う球場で9時半から練習をし試合に備えました。

結果としては26対0(3回終了時に相手ギブアップのため終了)で勝ちましたが、やはり本戦になると緊張感が違います。

優勝を逃した春の大会とは違って全員の動きもよく、幸先の良いスタートとなりました。

点差が離れてしまうと気持ち的に1点の重みを軽く感じてしまい、雑なプレーになりがちですが、この試合は点差が離れていても1点をとるために集中することができたと思います。

野球は相手あってのスポーツですが、自分自身との戦いも非常に重要なスポーツです。

結局、守備にしても打撃にしても最終的に動いてボールを捉えるのは自分自身なので、そこでいかにボールに集中できているか、また、周りの状況を把握して無意識に動くことができるか、そういったメンタルが重要となります。

大会二日目(13日)はダブルヘッダーとなり、2試合とも強豪チームが相手なので、1球1球の集中力が勝負を分けると思います。

チーム一丸となって勝利を掴みたいと思います。

 

【昨日の心・技・体】
心:読書(フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本/井ノ上陽一)
技:なし
体:@自宅トレ
・腹筋×3セット
・インナーマッスル×3セット

 

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この記事を書いた人

1978年9月 茨城県水戸市生まれ、埼玉県春日部市育ち。
東京都渋谷区在住。愛犬は5歳、娘3歳。
趣味は、野球(毎週土曜日・日曜日)、愛犬の散歩。

雇われない・雇わない生き方である「ひとり税理士」として活動しています。

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