「税理士道」にも通じる『守・破・離』の教え

日本古来から伝わる「守・破・離」の教え。

税理士としての道にも、通じるものがあります。

※伏見稲荷大社より

 

目次

「守・破・離」

武道、茶道をはじめとして、日本の芸事には「守・破・離」という思想があります。

技術を身につけ、達人と呼ばれる域に達するためには、「守・破・離」という三つの段階をふむ必要あります。

守…一つの流儀を学び、そして身につける
破…その流派を基準として、他流を学び比較検討・応用変化を身につける
離…様々な流儀を自己の中で統合し、自己一流の技芸にまとめあげる

何事も極めるには、まず “型” が必要です。
先人が残してくれたその “型” に我が身をはめ込むことで、先人の心を追体験することができます。これが「守」となります。

その身につけた “型” とは流儀の異なる “型” を学ぶのが「破」となります。

それらの “型” を基として、自分なりに新しいものを生み出す。それが「離」となります。

 

税理士道

「税理士道」という言葉ありません。自分が勝手につくりました。

ただ、税理士にも武道や茶道と同様 “道” があり、そこを歩むことで自分自身、そしてお客様の成長に繋がるのではないかと考えています。

税理士としての基礎を学ぶ。税理士試験期間も含めて税理士としての “型” を学ぶには多くに時間を必要とし、またそれらの時間は “型” を極めるためには、とても重要な時間となります。

税理士としての “型” の他に、それとは違った “型” も学ぶ必要があります。
この “型” は仕事に関することのみならず、一見税理士の仕事とは関係ないものだとしても、学び、そして研究することで新たな発見があることもあります。
常に新しい “何か” を求めて学ぶ姿勢が重要だと考えています。

そこから得られた知識、体験から自分なりに考え、そして行動し、新たな自分独自の “型” を生み出す。
それを世に出したり、お客様に提供する。

そういったことも税理士の使命であると考え、それを勝手に「税理士道」と命名しました。

私は「野球道」で人生の軸の基礎をつくってきましたが、「税理士道」でそれをさらに強固なものにし、その道がどこへ通じているかは分かりませんが、その道を一歩一歩踏み固めていきたいと思います。

 

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【編集後記】
昨日、北朝鮮がICBMの発射に成功したことを発表しました。

これが事実であるとすると、世界で米国、ロシア、中国、インド、イスラエルに続いて6番目のICBM保有国となります。

北朝鮮の第3代最高指導者である金正恩氏。
スイスへの留学経験もあり、そこで他国の人たちと交流があったとすれば、現在のような人物にはなっていなかったでしょう。

次々と側近が処刑されていますが、その中でも副首相であった金勇進氏は、金正恩氏の演説中にメガネを拭いたことにより処刑されたとされています…。

ただ、現在の体制が続くようであれば、北朝鮮はやがて崩壊の道へと進んでいくでしょう。

それが内側からの革命なのか、外側からの圧力なのか。
いずれにしろ、一番日本にとって怖いのは、金正恩氏がやぶれかぶれになって日本や韓国にミサイルを落とすことです。

総書記に就任してからの行動を見ていると、最後の手段として、そうした行動をとることは十分考えられます。

その時は迎撃ミサイルで打ち落とせる可能性もありますが、外して国内に着弾する可能性もあります。

現在、日本はそういった脅威のもとに晒されていることを認識し、危機感を常に持つことが必要です。

世界の国々、そして人々が平和思想であることが理想ですが、現実はそう上手くいきません。

敗戦から多くを学んだ私たちが日本人が、過去を卑下するだけでなく、今世界に対して何ができるか真剣に考えるときがきているのかもしれません。

 

【昨日の心・技・体】
心:読書(神ながら意識/矢加部幸彦)
技:なし
体:@自宅トレ

 

 

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この記事を書いた人

1978年9月 茨城県水戸市生まれ、埼玉県春日部市育ち。
東京都渋谷区在住。愛犬は5歳、娘3歳。
趣味は、野球(毎週土曜日・日曜日)、愛犬の散歩。

雇われない・雇わない生き方である「ひとり税理士」として活動しています。

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