メジャーリーグの試合を見始めてからというもの、もっぱら日本のプロ野球を見なくなってしまいました。
自分にとってメジャーリーグの何がそんなに魅力なのか。ふと考えてみました。
※アトランタブレーブスのキャップと江尻モデルのグラブ
メジャーリーグの不合理
メジャーリーグの選手は、日本人と比べると規格外の肉体を持っています。
投手が投げるスピード、打者が飛ばす距離、走者・野手の走るスピード、野手の守備範囲。
ひとつひとつを見ると残念ながら日本のプロ野球よりもレベルが高いと認めざるを得ません。
(日本のプロ野球がメジャーリーグより弱いかどうかは別問題ですが)
ただ、メジャーリーグの面白いところは、そういった個人のレベルの高さに加えて、日本人にとっては信じれらないプレーがよく起こることです。
あり得ないボールをホームランにしたり、追いつくはずない打球に追いつき、ものすごい体勢で投げるボールでアウトにしてしまったり、野球をある程度かじってた人間にとってはどれも不合理極まりないプレーなのです。
それが最高に面白い!
たまにありえないイージーエラーもしますが、それもメジャーのあるあるです。
自分の頭に描いている「普通」や「常識」を超す『不合理』なプレーをする。
それが私にとってぼメジャーリーグの魅力の一つです。
人生の不合理
人生もまた『不合理』である方が面白いのではないでしょうか。
決まったことをし、そして予想通りの決まった結果が出る。
私個人としては、そういった決まった結果の連続に対して、全く面白みを感じられません。
えっそんなこと起こるの!とか、ここでそうくるか!とか、そういった『不合理』が生じる人生の方が面白いな〜、と思っています。
生活に安定・安心を求めている方にとって、そういった『不合理』は厄介もの以外の何者でもないでしょう。
しかし生活に『不合理』が要らないとしても、人生に『不合理』は必要です。
人生の局面局面で『不合理』が生じた時こそ、人は成長するものと考えています。
人は皆、いつかは死ぬときがやってきます。
それならば、私は生きている間は『不合理』を待ち、そしてそれを楽しみ人生を歩んでいきたいと思います。
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【編集後記】
格安スマホでおなじみの中国の大手企通信機器メーカーであるファーウェイは、中国企業としては初めて日本に本格的な工場を船橋市に新設し、通信設備等の生産に乗り出すことを明らかにしました。
いよいよ中国企業が日本の労働力を使うため工場を建設する時代がやってきました。
これは日本経済にとっては喜ばしいことかもしれませんが、中国経済にとってはマイナスとなるでしょう。
最近では中国の人件費の割安感もなくなってきており、こういった中国本土から国外への工場流出は続いていくでしょう。
これは経済成長をする国としていつかは向かえる局面なのですが、中国の人口を考えると、アメリカや日本のそれよりも、将来、経済に対して甚大なの影響を与えることが考えられます。
先日も書きましたが、中国も連邦制をとり地方地方で経済活動を独自で行えば、そこで賃金格差も出てくるので、中国本土内にそういった工場があり続ける可能性が高くなると考えられます。
円安が進み日本の労働力に割安感が出てくると、こういった生産拠点の日本への設置は増えてくるでしょう。
それは中国のみならず、欧米諸国、そしてインドあたりが中心になると考えられます。
その時代には自動翻訳機が開発されているでしょうから、言葉の問題は特に生じないのではないかと思っていますが、今までの「使う側」から「使われる側」になりますので、長年育まれてきた日本の文化がどこまで維持できるかが心配です。
日本の文化文明を守り続けたいのであれば、もう経済成長とか貨幣に価値基準をおくのではなく、心の豊かさを教育し、そして大人もそれを実践していく必要があるのではないか、と思っています。
政治は世間がつくっています。
すべては私たちの意思で決まりますので、一人一人、日本という国の未来を描くことが必要な時代が近づいているのかもしれません。
【昨日の心・技・体】
心:読書(「善人」のやめ方/ひろさちや)
技:なし
体:自宅トレ
・腕立て20回×3セット
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