日本は世界でトップクラスの平均寿命を誇ります。
しかし、今後は「平均寿命」よりも「健康寿命」の指標の方が重要視されるようになるでしょう。
「平均寿命」ではなく「健康寿命」を意識するのであれば、日々の行動に気をつけることが重要です。
人の手をできるだけ借りずに自由に生きる。そういう社会になっていけば、日本の未来はより明るい社会になるのかもしれません。
「平均寿命」と「健康寿命」
ご存知のとおり「平均寿命」とは生まれてから死ぬまでの平均の期間となります。
日本の「平均寿命」は男性は80.75歳、女性は86.99歳(2017.3.1厚労省データより)であり過去最高のようです。
一方、「健康寿命」とは[行動に制約のある生活(例: 杖をつく、車椅子に乗る、寝たきりになる、など)]になるまでの年齢、つまり、日々の行動に何ら制約のない生活を送ることができる年齢、と言えるのかもしれません。
日本の「健康寿命」は男性が71歳、女性が74歳と言われているので、男性の場合は約9年、女性の場合は約12年、日常の生活において何らかしら「誰かの助けを借りること」が必要になります。
理想は「健康寿命」を「平均寿命」を近づけていくことでしょう。
「平均寿命」だけが年々上昇して行って「健康寿命」がそのままでは、健康で健やかな国とはとても言えません。
「長く」ではなく「長く若く」生きることを目標に
日本人の60%は生活習慣病(がん・心臓病・脳卒中)で亡くなっています。
戦後から高度経済成長期を乗り越えてきた方たちは、当時の過酷な時代を生き抜くことで精一杯だったと思います。
当然、そんなモノや情報がない中、健康に気をつけて生きて下さい、と言ったところでご自身で調べ、そして考えて実行することは現実的に不可能だったでしょう。
しかし、現代を生きている私たちは、モノを選択することができ、多くの情報を自由に入手することもできます。
私たちは先人たちと違って、自分たちの好きな選択をすることができ、そして将来を選べる幸運な時代を生きています。
30代、40代で悪い健康習慣を身につけ行動してしまった方は、そのツケが10年後確実に来ます。
逆にこの時期に良い健康習慣を身につけて行けば、人生を最後まで健康に楽しむことができるでしょう。
どちらの “選択” をするかを決めるのは、まさに “今” なのです。
そのためには人生ゴールを「長く生きること」ではなく、「長く若く生きること」にすることも必要でしょう。
「健康」のベースとなる食事、運動、睡眠。
この3つをベースとした健康習慣を身につけるために、日々の些細な行動の “選択” に注意して生活することが重要なのかもしれません。
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【編集後記】
一昨日開催されたマスターズ甲子園関東ブロック大会に、埼玉選抜の一員として参加させていただきました。
準決勝である第1戦(東京/安田学園)、決勝である第2戦(群馬/前橋育英)ともに先発ピッチャーとして投げさせていただきまして、無事0点に抑えることができました。
ダブルヘッダーの試合に両方先発するのは久しぶりだったので多少不安でしたが、キャッチャーの巧みなリード(市立浦和の伊東くんナイスリード!)、そしてバックの堅い守り(浦学の内田くんナイスキャッチ!)に助けられました。
さすが各高校の中心メンバーが集まっているだけあって、2試合とも終始相手を圧倒した試合となりました。
今回は埼玉県のみ県選抜メンバーで他県は単独での出場となっていたため、終盤は多少一方的な展開にはなってしまいましたが….。
普段対戦している好打者たちが味方にいると何と心強いことか!という安心の気持ちと、秋は対戦しなくちゃいけないんだよな〜…、という寂しい気持ちを持ちながらの試合でした。
高いレベルで行われた貴重な試合であった今回の2試合、自分なりの課題も新たに見つかったので、今後の練習、試合に活かしていきたいと思います。
【昨日の心・技・体】
心:読書(経営分析の基本/林総)
技:なし
体:腹筋トレーニング×2